waveOutSetPlaybackRate 関数 (mmeapi.h)
waveOutSetPlaybackRate 関数は、指定された波形オーディオ出力デバイスの再生速度を設定します。
構文
MMRESULT waveOutSetPlaybackRate(
HWAVEOUT hwo,
DWORD dwRate
);
パラメーター
hwo
波形オーディオ出力デバイスへのハンドル。
dwRate
新しい再生レート設定。 この設定は、元のオーサリング設定からの現在の再生速度の変化を示す乗数です。 再生レートの乗数は正の値である必要があります。
レートは固定小数点値として指定されます。 上位ワードには数値の符号付き整数部分が含まれており、下位ワードには小数部が含まれます。 下位ワードの 0x8000 の値は 1/2 を表し、0x4000は 1/4 を表します。 たとえば、0x00010000値は 1.0 の乗数 (再生レートの変更なし) を指定し、0x000F8000 の値は 15.5 の乗数を指定します。
戻り値
成功した場合はMMSYSERR_NOERRORを返し、それ以外の場合はエラーを返します。 考えられるエラー値は次のとおりです。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
指定されたデバイス ハンドルが無効です。 |
|
デバイス ドライバーが存在しません。 |
|
メモリを割り当てまたはロックできません。 |
|
関数はサポートされていません。 |
解説
再生レートを変更してもサンプルレートは変わりませんが、再生時間は変わります。 すべてのデバイスで再生レートの変更がサポートされているわけではありません。 デバイスが再生レートの変更をサポートしているかどうかを判断するには、WAVECAPS_PLAYBACKRATE フラグを使用して、WAVEOUTCAPS 構造体の dwSupport メンバーをテストします (waveOutGetDevCaps 関数によって塗りつぶされます)。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mmeapi.h (Windows.h を含む) |
Library | Winmm.lib |
[DLL] | Winmm.dll |