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MMC_RESTORE_VIEW構造体 (mmc.h)

MMC_RESTORE_VIEW構造は MMC 1.1 で導入されています。

MMC_RESTORE_VIEW構造には、ユーザーが戻るボタンまたは前方ボタンを使用してビュー履歴に表示されるビューに移動したときに、スナップインによって復元する必要がある結果ウィンドウ ビューに関する情報が含まれています。

構文

typedef struct _MMC_RESTORE_VIEW {
  DWORD      dwSize;
  MMC_COOKIE cookie;
  LPOLESTR   pViewType;
  long       lViewOptions;
} MMC_RESTORE_VIEW;

メンバー

dwSize

MMC_RESTORE_VIEW構造体のサイズを示す 値。 スナップインでは、dwSize を使用して構造体のバージョンをチェックできます。

cookie

スコープ ウィンドウで復元されるアイテムの Cookie を指定する 値。

pViewType

Cookie で指定されたアイテムの結果ウィンドウを表示するために使用されるビューの種類を指定する文字列へのポインター。 ビューの種類の詳細については、 IComponent::GetResultViewType の ppViewType パラメーターを参照してください。

lViewOptions

Cookie で指定されたアイテムの結果ウィンドウを表示するために使用されるビュー オプションの設定を示す 値です。 ビュー オプションの詳細については、 IComponent::GetResultViewType の pViewOptions パラメーターを参照してください。

解説

MMC では、結果ウィンドウのナビゲーション履歴が保持されます。 履歴の各項目について、MMC は、現在のコンソール セッションの実行中に結果ウィンドウが最初に表示されたときに 、IComponent::GetResultViewType で指定されたビューの種類とビュー オプションを格納します。 履歴の移動に戻るボタンまたは前方ボタンを使用すると、MMC は、そのアイテムを所有するスナップインに 、arg パラメーターとしてMMC_RESTORE_VIEW構造体へのポインターとパラメーター パラメーターとしての BOOL へのポインターを持つMMCN_RESTORE_VIEW通知を送信します。 スナップインは、[ 表示 ] コンテキスト メニューで適切なメニュー項目を設定し、その内部ビューの種類の状態を設定し、ビュー履歴のその時点で結果ウィンドウを表示するために必要な初期化を実行することで、その通知を処理する必要があります。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
Header mmc.h

関連項目

IComponent::GetResultViewType

IComponent::Notify

MMCN_RESTORE_VIEW