MMC_EXPANDSYNC_STRUCT構造体 (mmc.h)
MMC_EXPANDSYNC_STRUCT構造は MMC 1.1 で導入されています。
MMC_EXPANDSYNC_STRUCT構造体には、同期的に展開する必要があるスコープ項目に関する情報が含まれています。 MMC は、 MMCN_EXPANDSYNC 通知を使用してスナップインの IComponentData::Notify メソッドを呼び出すときに、 MMC_EXPANDSYNC_STRUCT 構造体へのポインターを渡します。
構文
typedef struct _MMC_EXPANDSYNC_STRUCT {
BOOL bHandled;
BOOL bExpanding;
HSCOPEITEM hItem;
} MMC_EXPANDSYNC_STRUCT;
メンバー
bHandled
スナップインが指定したスコープ項目を展開したかどうかを示す 値です。 この値が TRUE の場合、スナップインは MMC_EXPANDSYNC処理するため、MMC はスナップインにそれ以上 のMMCN_EXPAND 通知を送信しません。
bHandled の既定値は FALSE です。 スナップインが MMC_EXPANDSYNC を処理しない場合、または bHandled を FALSE に設定した場合、MMC は MMCN_EXPAND 通知をスナップインに送信します。
bExpanding
スナップインが展開中か折りたたみかを示す 値です。 フォルダー が展開されている場合は TRUE。 フォルダー が折りたたまれている場合は FALSE。
hItem
展開する必要がある項目の HSCOPEITEM 。
注釈
MMCN_EXPANDSYNC通知は、スコープ項目を同期的に展開する必要がある場合に MMC によって送信されます。 通常、これは、スコープ項目が展開された状態でコンソール ファイルが再読み込みされたときに発生します。 この通知の処理の詳細については、「 MMCN_EXPANDSYNC」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
Header | mmc.h |