IStringTable::Enumerate メソッド (mmc.h)
IStringTable::Enumerate メソッドは、スナップインの文字列テーブル内の文字列を返すことができる列挙子の IEnumString インターフェイスへのポインターを提供します。 IEnumString インターフェイスは、標準の COM インターフェイスです。
構文
HRESULT Enumerate(
[out] IEnumString **ppEnum
);
パラメーター
[out] ppEnum
列挙子へのインターフェイス ポインターを受け取る IEnumString* ポインター変数のアドレス。 エラーが発生した場合、*ppEnum は NULL に設定 されます。 *ppEnum が NULL 以外の場合、MMC の IEnumString の実装では、*ppEnum の IUnknown::AddRef が呼び出されます。 インターフェイスが不要になった場合、スナップインは IUnknown::Release を呼び出す必要があります。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
解説
返された IEnumString 列挙体は、列挙型が取得された時刻の基になる文字列テーブル内の文字列のコレクションのスナップショットを表します。 IEnumString::Reset も IEnumString::Clone も、コレクションの新しいスナップショットを取得しません。
IEnumString の実装では、既定の OLE タスク メモリ アロケーターを使用して、返される文字列にメモリを割り当てます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mmc.h |
[DLL] | Mmcndmgr.dll |