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IStringTable::AddString メソッド (mmc.h)

IStringTable::AddString メソッドを使用すると、スナップインでスナップインの文字列テーブルに文字列を追加できます。

構文

HRESULT AddString(
  [in]  LPCOLESTR     pszAdd,
  [out] MMC_STRING_ID *pStringID
);

パラメーター

[in] pszAdd

文字列テーブルに追加する文字列。

[out] pStringID

文字列テーブルに追加された文字列の ID へのポインター。

戻り値

このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。

解説

文字列テーブル内の文字列は参照カウントされます。 たとえば、文字列 "My Text" を文字列テーブルに追加すると、ID (1234 など) が返されます。 文字列テーブルに "My Text" を 2 回目に追加すると、ID 1234 が再度返され、文字列の内部参照カウントがインクリメントされます。 スナップインの文字列テーブルから "My Text" を完全に削除するには、 IStringTable::D eleteString を 2 回呼び出すか、 IStringTable::D eleteAllStrings を 1 回呼び出す必要があります。

IStringTable::AddString は、呼び出しが成功した場合に 0 以外の文字列 ID を返します。 そのため、スナップインでは、割り当てられていない ID を示すために 0 を安全に使用できます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mmc.h
[DLL] Mmcndmgr.dll

関連項目

IStringTable

IStringTable::D eleteAllStrings

IStringTable::D eleteString