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IResultData::SetItemCount メソッド (mmc.h)

IResultData::SetItemCount メソッドは、仮想リスト内の項目の数を設定します。

構文

HRESULT SetItemCount(
  [in] int   nItemCount,
  [in] DWORD dwOptions
);

パラメーター

[in] nItemCount

コントロールに含まれる項目の数。

[in] dwOptions

次のフラグの組み合わせ:

MMCLV_UPDATE_NOINVALIDATEALL

結果ウィンドウの下部に追加または削除された項目のみを再描画します。 リストの下部にある項目が削除または追加された場合にのみ、このフラグを設定します。

MMCLV_UPDATE_NOSCROLL

変更された項目数のスクロール バーを調整しないでください。

戻り値

このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。

解説

SetItemCount メソッドの主な目的は、仮想リストを設定することです。 項目は実際には仮想リストに追加されないため、これは、存在する仮想項目の数をリストに通知する方法です。

メモ 項目がリストの中央に追加または削除された場合は、MMCLV_UPDATE_NOINVALIDATEALL フラグを設定しないでください。つまり、既存の項目のインデックスを再作成する必要がある場合です。 リストの中央にある項目を追加または削除した場合、フラグを設定すると、リストが正しく更新されない可能性があります。
 
MMCLV_UPDATE_NOINVALIDATEALL フラグは、仮想リストの末尾からの追加と削除のみを行い、再描画の量を減らす場合に使用する必要があります。 このフラグを設定すると、MMC は結果ウィンドウに追加された新しい項目に対してのみ IComponent::GetDisplayInfo を呼び出します。 フラグを設定すると、どの項目にも番号が付け直されていないことが MMC に通知されます。 MMC は、追加または削除された表示されている項目のみを再描画します。

SetItemCount は、非仮想リストでも呼び出すことができますが、別の目的で呼び出すことができます。 非仮想リストに対して呼び出されると、SetItemCount は指定された数の項目のメモリを事前に割り当てします。 多数の項目を追加すると、リストで実行する必要があるメモリ割り当て呼び出しの数を減らすことでパフォーマンスが向上します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mmc.h
[DLL] Mmcndmgr.dll

関連項目

IResultData

IResultData2

IResultOwnerData