QueryMemoryResourceNotification 関数 (memoryapi.h)
指定したメモリ リソース オブジェクトの状態を取得します。
構文
BOOL QueryMemoryResourceNotification(
[in] HANDLE ResourceNotificationHandle,
[out] PBOOL ResourceState
);
パラメーター
[in] ResourceNotificationHandle
メモリ リソース通知オブジェクトへのハンドル。 CreateMemoryResourceNotification 関数は、このハンドルを返します。
[out] ResourceState
このパラメーターが指すメモリは、メモリ リソース通知オブジェクトの状態を受け取ります。 このパラメーターの値は、指定したメモリ条件が存在する場合は TRUE 、指定したメモリ条件が存在しない場合は FALSE に 設定されます。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 エラーの詳細については、 GetLastError を呼び出します。
解説
待機関数とは異なり、QueryMemoryResourceNotification は呼び出し元のスレッドをブロックしません。 そのため、操作を続行する前に物理メモリの状態をチェックする効率的な方法です。
この関数を使用するアプリケーションをコンパイルするには、_WIN32_WINNT マクロを 0x0501 以降として定義します。 詳細については、「 Windows ヘッダーの使用」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | memoryapi.h (Windows.h、Memoryapi.h を含む) |
Library | onecore.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |