GetProcessWorkingSetSizeEx 関数 (memoryapi.h)
指定したプロセスのワーキング セットの最小サイズと最大サイズを取得します。
構文
BOOL GetProcessWorkingSetSizeEx(
[in] HANDLE hProcess,
[out] PSIZE_T lpMinimumWorkingSetSize,
[out] PSIZE_T lpMaximumWorkingSetSize,
[out] PDWORD Flags
);
パラメーター
[in] hProcess
ワーキング セットサイズが取得されるプロセスへのハンドル。 ハンドルには、 PROCESS_QUERY_INFORMATION または PROCESS_QUERY_LIMITED_INFORMATION アクセス権が必要です。 詳細については、「 プロセス のセキュリティとアクセス権」を参照してください。
Windows Server 2003: ハンドルには 、PROCESS_QUERY_INFORMATION アクセス権が必要です。
[out] lpMinimumWorkingSetSize
指定したプロセスの最小ワーキング セット サイズをバイト単位で受け取る変数へのポインター。 仮想メモリ マネージャーは、プロセスがアクティブなときは常に、少なくともこのメモリをプロセス内に保持しようとします。
[out] lpMaximumWorkingSetSize
指定したプロセスの最大ワーキング セット サイズをバイト単位で受け取る変数へのポインター。 仮想メモリ マネージャーは、メモリが不足している場合に、プロセスがアクティブなときは常に、この数のメモリをプロセス内に常駐させないようにします。
[out] Flags
ワーキング セットの最小サイズと最大サイズの適用を制御するフラグ。
戻り値
なし
解説
プロセスの "ワーキング セット" は、物理 RAM メモリ内のプロセスに現在表示されているメモリ ページのセットです。 これらのページは常駐しており、ページ フォールトをトリガーすることなくアプリケーションから使用できます。 ワーキング セットの最小サイズと最大サイズは、プロセスの仮想メモリのページング動作に影響します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | memoryapi.h (Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 の場合は Windows.h を含む) |
Library | onecore.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |