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_IManipulationEvents::ManipulationStarted メソッド (manipulations.h)

操作または慣性が開始されたときの イベントを処理します。

構文

HRESULT ManipulationStarted(
  [in] FLOAT x,
  [in] FLOAT y
);

パラメーター

[in] x

ユーザー定義座標の原点 x 座標。

[in] y

ユーザー定義座標の原点 y 座標。

戻り値

メソッドが成功した場合は、S_OK を返します。 失敗した場合は、HRESULT エラー コードが返されます。

解説

操作イベントは、 IInertiaProcessor インターフェイスと IManipulationProcessor インターフェイスの両方に対して生成されます。 ProcessDown の呼び出しで TOUCHINPUT 構造体の値を使用している場合、座標はピクセルの 100 分の 1 になります。

次のコードは、ManipulationStarted メソッドの実装を示しています。


HRESULT STDMETHODCALLTYPE CManipulationEventSink::ManipulationStarted( 
    /* [in] */ FLOAT x,
    /* [in] */ FLOAT y)
{
    m_cStartedEventCount ++;

    // place your code handler here to do any operations based on the manipulation

    return S_OK;
}
    
    

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー manipulations.h (Manipulations.h を含む)

関連項目

アンマネージド コードへの操作のサポートの追加

アンマネージド コードでの慣性の処理

メソッド

_IManipulationEvents