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NetDfsRemoveFtRoot 関数 (lmdfs.h)

ドメイン ベースの分散ファイル システム (DFS) 名前空間から、指定したルート ターゲットを削除します。 DFS 名前空間の最後のルート ターゲットが削除されている場合、関数は DFS 名前空間も削除します。 DFS 名前空間は、その中のすべてのリンクを最初に削除せずに削除できます。

構文

NET_API_STATUS NET_API_FUNCTION NetDfsRemoveFtRoot(
  [in] LPWSTR ServerName,
  [in] LPWSTR RootShare,
  [in] LPWSTR FtDfsName,
       DWORD  Flags
);

パラメーター

[in] ServerName

削除するルート ターゲットのサーバー名を指定する文字列へのポインター。 サーバーは、ドメイン ベースの DFS 名前空間のルートをホストする必要があります。 このパラメーターは必須です。

[in] RootShare

削除する DFS ルート ターゲット共有の名前を指定する文字列へのポインター。 このパラメーターは必須です。

[in] FtDfsName

ルート ターゲットを削除するドメイン ベースの DFS 名前空間の名前を指定する文字列へのポインター。 このパラメーターは必須です。 通常、 RootShare パラメーターと同じです。

Flags

このパラメーターは予約されており、0 である必要があります。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は NERR_Success

関数が失敗した場合、戻り値はシステム エラー コードです。 エラー コードの一覧については、「 システム エラー コード」を参照してください。

注釈

ルート ターゲット サーバーは、使用可能でアクセス可能である必要があります。それ以外の場合、 NetDfsRemoveFtRoot 関数の 呼び出しは失敗します。

呼び出し元には、ディレクトリ サービス内の DFS コンテナーを更新するためのアクセス許可が必要であり、DFS ホスト (ルート) サーバーに対する管理者特権が必要です。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー lmdfs.h (LmDfs.h、Lm.h を含む)
Library Netapi32.lib
[DLL] Netapi32.dll

こちらもご覧ください

分散ファイル システム (DFS) 関数

NetDfsAddFtRoot

NetDfsRemove

NetDfsRemoveFtRootForced

ネットワーク管理機能

ネットワーク管理の概要