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DFS_TARGET_PRIORITY_CLASS列挙 (lmdfs.h)

使用可能な DFS ターゲット優先度クラス設定のセットを定義します。

構文

typedef enum _DFS_TARGET_PRIORITY_CLASS {
  DfsInvalidPriorityClass = -1,
  DfsSiteCostNormalPriorityClass = 0,
  DfsGlobalHighPriorityClass,
  DfsSiteCostHighPriorityClass,
  DfsSiteCostLowPriorityClass,
  DfsGlobalLowPriorityClass
} DFS_TARGET_PRIORITY_CLASS;

解説

優先度クラスの順序は次のとおりです。

  • DfsGlobalHighPriorityClass
  • DfsSiteCostHighPriorityClass
  • DfsSiteCostNormalPriorityClass
  • DfsSiteCostLowPriorityClass
  • DfsGlobalLowPriorityClass
サーバー ターゲットは、最初はグローバル高優先度クラス、通常優先度クラス、低優先度クラスにグループ化されます。 その後、通常の優先度クラスは、Active Directory サイト のコストに基づいて、サイト コストの高優先度、サイト コストの通常の優先度、およびサイト コストの低優先度クラスに分割されます。

たとえば、サイト コスト値が 0 のすべてのサーバー ターゲットは、最初にサイト コストの高、通常、低優先度のクラスにグループ化されます。 その後、サイト コストが低いすべてのサーバー ターゲットは、同様に、サイト コストの高、通常、低優先度のクラスに分離されます。 したがって、サイト コスト値が 0 で、サイト コストの低い優先度クラスを持つサーバー ターゲットは、サイト コスト値が 1 のサーバー ターゲットとサイト コストの優先度の高いクラスよりも上位にランク付けされます。

サーバー ターゲットの優先度の決定方法の詳細については、「 DFS サーバー ターゲットの優先順位付け」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 10 ビルド 20348
サポートされている最小のサーバー Windows 10 ビルド 20348
Header lmdfs.h

関連項目

DFS サーバー ターゲットの優先順位付け