IFsiFileItem2::p ut_IsRealTime メソッド (imapi2fs.h)
ファイル システム内のファイルの 'リアルタイム' 属性を設定します。 この属性は、オーディオ データやビデオ データなど、書き込みまたは読み取り時にコンテンツに最小データ転送速度が必要かどうかを指定します。
構文
HRESULT put_IsRealTime(
[in] VARIANT_BOOL newVal
);
パラメーター
[in] newVal
VARIANT_TRUEを指定して、ファイル システム イメージ内のファイルの Real-Time 属性を設定します。それ以外の場合は、VARIANT_FALSE。 既定値は VARIANT_FALSE です。
戻り値
S_OKは成功時に返されますが、実装の結果として他の成功コードが返される場合があります。 次のエラー コードは、通常、操作の失敗時に返されますが、考えられる唯一のエラー値を表すわけではありません。
リターン コード/値 | Description |
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この機能は、現在のファイル システム リビジョンではサポートされていないため、ファイル は Real-Time としてマークされていますが、ファイル システム オブジェクトで UDF リビジョン 2.01 以降が有効になっていない限り、結果のファイル システム イメージには表示されません。 |
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プロパティ '%1!ls!' はアクセスできません。 |
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パラメーター '%1!ls!' に指定された値 無効です。 |
注釈
IFsiDirectoryItem::AddTree メソッドと IFsiDirectoryItem2::AddTreeWithNamedStreams メソッドは、ファイル システム イメージにファイルを追加するときに Real-Time 属性を設定しません。 ファイルをリアルタイム ファイルとしてマークするには、ファイル システム イメージに追加し、Real-Time 属性を個別に設定した後に列挙する必要があります。
名前付きストリームを表すファイル項目に対してこのメソッドが呼び出された場合、このメソッドは、名前付きストリーム に Real-Time 属性がないため、エラー コード IMAPI_E_PROPERTY_NOT_ACCESSIBLEを返します。
この方法は、Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1)、Windows XP と Service Pack 2 (SP2)、Windows Vista で Windows Feature Pack for Storage でサポートされています。 この更新プログラム パッケージによって提供されるすべての機能は、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 でネイティブにサポートされています。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista、SP2 を使用した Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | imapi2fs.h |