WcsSetUsePerUserProfiles 関数 (icm.h)
ユーザーが、指定したデバイスに対してユーザーごとのプロファイル関連付けリストを使用するかどうかを指定できるようにします。
構文
BOOL WcsSetUsePerUserProfiles(
LPCWSTR pDeviceName,
DWORD dwDeviceClass,
BOOL usePerUserProfiles
);
パラメーター
pDeviceName
デバイスのわかりやすい名前を含む文字列へのポインター。
dwDeviceClass
デバイスのクラスを指定するフラグ値。 このパラメーターは、次のいずれかの値を受け取る必要があります。
値 | 説明 |
---|---|
CLASS_MONITOR | ディスプレイ デバイスを指定します。 |
CLASS_PRINTER | プリンターを指定します。 |
CLASS_SCANNER | イメージ キャプチャ デバイスを指定します。 |
usePerUserProfiles
ユーザーが指定したデバイスに対してユーザーごとのプロファイル関連付けリストを使用する場合は TRUE の ブール値。それ以外の場合 は FALSE。
戻り値
この関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります。
この関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報については、 GetLastError を呼び出します。
注釈
usePerUserProfiles が TRUE で、ユーザーが pDeviceName のユーザーごとのプロファイル関連付けリストをまだ使用していない場合、ユーザーごとのプロファイル関連付けリストは、同じデバイスのシステム全体のプロファイル関連付けリストのコピーを作成することによって初期化されます。 それ以降、システム全体のリストに対する変更は、ユーザーごとの一覧には含まれません。
この関数は、ユーザー アカウント (LUA) コンテキスト Least-Privileged 実行可能です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | icm.h |
Library | Mscms.lib |
[DLL] | Mscms.dll |