次の方法で共有


WcsGetDefaultColorProfile 関数 (icm.h)

デバイスの既定のカラー プロファイルを取得します。デバイスが指定されていない場合は、デバイスに依存しない既定値を取得します。

注意

この API では、HDR モニターの "高度な色" プロファイルはサポートされていません。 ColorProfileGetDisplayDefault を使用して、高度なカラー プロファイルを管理します。

構文

BOOL WcsGetDefaultColorProfile(
  WCS_PROFILE_MANAGEMENT_SCOPE scope,
  PCWSTR                       pDeviceName,
  COLORPROFILETYPE             cptColorProfileType,
  COLORPROFILESUBTYPE          cpstColorProfileSubType,
  DWORD                        dwProfileID,
  DWORD                        cbProfileName,
  LPWSTR                       pProfileName
);

パラメーター

scope

このプロファイル管理操作のスコープを指定する WCS_PROFILE_MANAGEMENT_SCOPE 値。

pDeviceName

既定のカラー プロファイルが取得されるデバイスの名前へのポインター。 NULL の場合、デバイスに依存しない既定のプロファイルが取得されます。

cptColorProfileType

カラー プロファイルの種類を指定する COLORPROFILETYPE 値。

cpstColorProfileSubType

カラー プロファイルサブタイプを指定する COLORPROFILESUBTYPE 値。

dwProfileID

カラー プロファイルが表す色空間の ID。

cbProfileName

pProfileName が指すバッファーのバッファー サイズ (バイト単位)。

pProfileName

カラー プロファイルの名前を受け取るバッファーへのポインター。 バッファーのサイズ (バイト単位) は、 cbProfileName で示される になります。

戻り値

この関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります

この関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報については、 GetLastError を呼び出します。

解説

WcsGetDefaultColorProfileSize 関数を使用して、pProfileName パラメーターが指すバッファーの必要なサイズを取得します。

WCS_PROFILE_MANAGEMENT_SCOPE_CURRENT_USERが存在する場合は、 profileManagementScope のシステム全体の既定値をオーバーライドします。

この関数は、ユーザー アカウント (LUA) コンテキスト Least-Privileged 実行可能です。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header icm.h
Library Mscms.lib
[DLL] Mscms.dll

関連項目