GetPS2ColorSpaceArray 関数 (icm.h)
ICC カラー プロファイルから PostScript レベル 2 の色空間 配列を取得します。
構文
BOOL GetPS2ColorSpaceArray(
HPROFILE hProfile,
DWORD dwIntent,
DWORD dwCSAType,
PBYTE pPS2ColorSpaceArray,
PDWORD pcbPS2ColorSpaceArray,
PBOOL pbBinary
);
パラメーター
hProfile
PostScript レベル 2 の色空間配列を取得する ICC プロファイルへのハンドルを指定します。
dwIntent
色空間配列の目的のレンダリング意図を指定します。 このフィールドには、次のいずれかの値を使用できます。
INTENT_PERCEPTUAL
INTENT_SATURATION
INTENT_RELATIVE_COLORIMETRIC
INTENT_ABSOLUTE_COLORIMETRIC
詳細については、「意図の レンダリング」を参照してください。
dwCSAType
色空間配列の種類を指定します。 「色空間の種類識別子」を参照してください。
pPS2ColorSpaceArray
色空間配列を配置するバッファーへのポインター。 pBuffer ポインターが NULL に設定されている場合、この関数は pcbSize が指すメモリ位置にあるバッファーの必要なサイズを返します。
pcbPS2ColorSpaceArray
バッファーのサイズ (バイト単位) を含む変数へのポインター。 戻り値には、バッファーにコピーされたバイト数が含まれます。
pbBinary
ブール変数へのポインター。 TRUE に設定すると、コピーされるデータはバイナリになる可能性があります。 FALSE に設定した場合、データは ASCII85 としてエンコードする必要があります。 戻り値の場合、 pbBinary が指すメモリ位置は、実際に返されるデータがバイナリ (TRUE) か ASCII85 (FALSE) かを示します。
戻り値
この関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります。 また、pBuffer パラメーターが NULL で、バッファーに必要なサイズが pcbSize にコピーされる場合も TRUE が返されます。
この関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報については、 GetLastError を呼び出します。
解説
色空間配列がプロファイルで使用できない場合、 GetPS2ColorSpaceArray 関数は、プロファイルの内容を使用して PostScript レベル 2 の色空間配列を作成します。 この配列は、PostScript Level2 setcolorspace 演算子のオペランドとして使用できます。
この方法では、WCS プロファイルはサポートされていません。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | icm.h |
Library | Mscms.lib |
[DLL] | Mscms.dll |