CheckColors 関数 (icm.h)
配列内の色が、指定した変換の出力 色域 内にあるかどうかを判断します。
構文
BOOL CheckColors(
HTRANSFORM hColorTransform,
PCOLOR paInputColors,
DWORD nColors,
COLORTYPE ctInput,
PBYTE paResult
);
パラメーター
hColorTransform
使用する色変換を処理します。
paInputColors
変換する nColorsCOLOR 構造体の配列へのポインター。
nColors
paInputColors および paResult が指す配列内の要素の数を格納します。
ctInput
入力色の種類を指定します。
paResult
テストの結果を受け取る nColors バイトの配列へのポインター。
戻り値
この関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります。
この関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報については、 GetLastError を呼び出します。
注釈
入力の色の種類が色変換と互換性がない場合、 CheckColors は 失敗します。
関数は、 paResult が指す配列にテストの結果を配置します。 配列内の各バイトは、paInputColors が指す配列内の COLOR 要素に対応し、0 から 255 までの符号なし値を持ちます。 値 0 は色が色域にあることを示し、0 以外の値は色域外であることを示します。 0 <n< 255 のような任意の整数n の場合、n +1 の結果値は、対応する色が n の結果値で示されるように、少なくとも色域外であることを示します。
WCS で作成された色域タグの色域外情報では、CIECAM02の知覚色の距離が使用されます。これは、Jab 空間CIECAM02平均平方根です。 従来の ICC プロファイルの色域タグの距離は、CIELAB 空間の平均平方根です。 CIECAM02スペースは、より正確な距離メトリックを提供するため、使用可能な場合は使用することをお勧めします。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | icm.h |
Library | Mscms.lib |
[DLL] | Mscms.dll |