ADS_FORMAT_ENUM 列挙 (iads.h)
ADS_FORMAT_ENUM列挙は、IADsPathname::Retrieve メソッドで使用される使用可能なパス値の型を指定します。
構文
typedef enum __MIDL___MIDL_itf_ads_0001_0078_0002 {
ADS_FORMAT_WINDOWS = 1,
ADS_FORMAT_WINDOWS_NO_SERVER = 2,
ADS_FORMAT_WINDOWS_DN = 3,
ADS_FORMAT_WINDOWS_PARENT = 4,
ADS_FORMAT_X500 = 5,
ADS_FORMAT_X500_NO_SERVER = 6,
ADS_FORMAT_X500_DN = 7,
ADS_FORMAT_X500_PARENT = 8,
ADS_FORMAT_SERVER = 9,
ADS_FORMAT_PROVIDER = 10,
ADS_FORMAT_LEAF = 11
} ADS_FORMAT_ENUM;
定数
ADS_FORMAT_WINDOWS 値: 1 "LDAP://servername/o=internet/.../cn=bar" など、Windows 形式の完全パスを返します。 |
ADS_FORMAT_WINDOWS_NO_SERVER 値: 2 "LDAP://o=internet/.../cn=bar" など、サーバーのない Windows 形式を返します。 |
ADS_FORMAT_WINDOWS_DN 値: 3 "o=internet/.../cn=bar" など、識別名のみの Windows 形式を返します。 |
ADS_FORMAT_WINDOWS_PARENT 値: 4 "o=internet/..." など、Windows 形式の Parent のみを返します。 |
ADS_FORMAT_X500 値: 5 "LDAP://servername/cn=bar,...,o=internet" など、X.500 形式の完全パスを返します。 |
ADS_FORMAT_X500_NO_SERVER 値: 6 "LDAP://cn=bar,...,o=internet" など、X.500 形式のサーバーなしのパスを返します。 |
ADS_FORMAT_X500_DN 値: 7 識別名のみを X.500 形式で返します。 たとえば、"cn=bar,...,o=internet" などです。 |
ADS_FORMAT_X500_PARENT 値: 8 X.500 形式の親 ("...,o=internet" など) のみを返します。 |
ADS_FORMAT_SERVER 値: 9 サーバー名 ("servername" など) を返します。 |
ADS_FORMAT_PROVIDER 値: 10 プロバイダーの名前 ("LDAP" など) を返します。 |
ADS_FORMAT_LEAF 値: 11 リーフの名前 ("cn=bar" など) を返します。 |
注釈
WinNT プロバイダーでは、X.500 書式指定子はサポートされていません。
Visual Basic Scripting Edition ではタイプ ライブラリからデータを読み取ることができないため、VBScript アプリケーションは上記で定義したシンボリック定数を認識できません。 代わりに数値定数を使用して、VBScript アプリケーションで適切なフラグを設定する必要があります。 シンボリック定数を適切なプログラミングプラクティスとして使用するには、ここで行われるように、このような定数の明示的な宣言を記述します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
Header | iads.h |