FontFamily::IsStyleAvailable メソッド (gdiplusheaders.h)
FontFamily::IsStyleAvailable メソッドは、指定したスタイルがこのフォント ファミリで使用できるかどうかを決定します。
構文
BOOL IsStyleAvailable(
[in] INT style
);
パラメーター
[in] style
型: INT
書体のスタイルを指定する整数。 この値は 、FontStyle 列挙体の要素、またはこれらの 2 つ以上の要素に適用されたビットごとの OR の結果である必要があります。 たとえば、 は、 FontStyleBold | FontStyleUnderline | FontStyleStrikeout
3 つのスタイルの組み合わせを指定します。
戻り値
種類: BOOL
スタイルまたはスタイルの組み合わせが使用可能な場合、このメソッドは TRUE を返します。それ以外の場合は、 FALSE を返します。
注釈
このメソッドは、一部のサード パーティ製フォントで誤解を招く結果を返します。 たとえば、 IsStyleAvailable(FontStyleUnderline)
は FALSE を返す場合があります。これは、下線付きのフォントでもある通常のスタイル フォントを実際にテストしているためです。 (FontStyleRegular | FontStyleUnderline)
フォントに標準のスタイルがない場合、IsStyleAvailable メソッドは FALSE を返します。
例
次の例では、 FontFamily オブジェクトを 作成します。 フォント ファミリに標準のスタイルが使用できる場合は、テキストを描画します。
VOID Example_IsStyleAvailable(HDC hdc)
{
Graphics graphics(hdc);
// Create a FontFamily object.
FontFamily myFontFamily(L"arial");
// Check to see if the regular style is available.
BOOL isStyleAvailable = myFontFamily.IsStyleAvailable(FontStyleRegular);
// If regular style is available, draw text.
if (isStyleAvailable)
{
SolidBrush solidbrush(Color(255, 0, 0, 0));
Font font(&myFontFamily, 16);
WCHAR string[100];
swprintf_s(string, L"myFontFamily is available in regular style");
graphics.DrawString(string,
wcslen(string), &font, PointF(0, 0), &solidbrush);
}
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | gdiplusheaders.h (Gdiplus.h を含む) |
Library | Gdiplus.lib |
[DLL] | Gdiplus.dll |