Graphics::GetHalftonePalette メソッド (gdiplusgraphics.h)
Graphics::GetHalftonePalette メソッドは、Windows ハーフトーン パレットを取得します。
構文
HPALETTE GetHalftonePalette();
戻り値
型: 静的
このメソッドは、Windows ハーフトーン パレットにハンドルを返します。
解説
Graphics::GetHalftonePalette メソッドの目的は、ディスプレイで 1 ピクセルあたり 8 ビットを使用する場合に、GDI+ が高品質のハーフトーンを生成できるようにすることです。 ハーフトーン パレットを使用して画像を表示するには、次の手順に従います。
- Graphics::GetHalftonePalette を呼び出して、GDI+ ハーフトーン パレットを取得します。
- ハーフトーン パレットをデバイス コンテキストに選択します。
- RealizePalette 関数を呼び出してパレットを実現します。
- ハンドルからデバイス コンテキストへの Graphics オブジェクトを作成します。
- Graphics オブジェクトの Graphics::D rawImage メソッドを呼び出します。
例
次の例では、同じ画像を 2 回描画しています。 画像が 2 回目に描画される前に、コードはハーフトーン パレットを取得し、パレットをデバイス コンテキストに選択し、パレットを実現します。
VOID Example_GetHalftonePalette(HDC hdc)
{
Image image(L"Mosaic.png");
Graphics* graphics1 = new Graphics(hdc);
graphics1->DrawImage(&image, 10, 10);
delete graphics1;
HPALETTE hPalette = Graphics::GetHalftonePalette();
SelectPalette(hdc, hPalette, FALSE);
RealizePalette(hdc);
Graphics* graphics2 = new Graphics(hdc);
graphics2->DrawImage(&image, 300, 10);
delete graphics2;
DeleteObject(hPalette);
}
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | gdiplusgraphics.h (Gdiplus.h を含む) |
Library | Gdiplus.lib |
[DLL] | Gdiplus.dll |