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Color::SetFromCOLORREF メソッド (gdipluscolor.h)

Color::SetFromCOLORREF メソッドは、Windows グラフィックス デバイス インターフェイス (GDI)COLORREF 値を使用して、この Color オブジェクトの ARGB 値を設定します。

構文

void SetFromCOLORREF(
  [in] COLORREF rgb
);

パラメーター

[in] rgb

種類: COLORREF

この Color オブジェクトの ARGB 値の赤、緑、青のコンポーネントを指定する GDI COLORREF 値。 この Color オブジェクトのアルファ コンポーネントの既定値は 255 です。

戻り値

なし

解説

32 ビット GDI COLORREF 値には、3 つの 8 ビットカラー コンポーネントが含まれます。 最上位の 8 ビットはゼロであり、使用されません。次の 8 ビットには青の成分が含まれており、次の 8 ビットには緑色の成分が含まれており、最後の 8 ビット (最下位ビット) には赤色の成分が含まれます。 COLORREF 値のコンポーネントの順序 (上位ビットから始まる) は青、緑、赤であることに注意してください。一方、ARGB 値の順序はアルファ、赤、緑、青です。

次の例では、 Color オブジェクトを作成し、GDI COLORREF 値を設定します。 次に、 Color オブジェクトを GDI COLORREF 値の値に設定し、ペンを作成して線を描画します。

VOID Example_SetFromCOLORREF(HDC hdc)
{
   Graphics graphics(hdc);

   // Create a color object.
   Color gdipColor(255, 0, 0, 255);

   // COLORREF is defined as an unsigned long in Wingdi.h
   unsigned long gdiColorRef = RGB(0, 0, 0);   // Set a GDI COLORREF value.

   // Set the color object to the COLORREF value.
   gdipColor.SetFromCOLORREF(gdiColorRef);

   // Create a Pen object based on the Color object.
   Pen pen((gdipColor), 10);

   // Draw a line.
   graphics.DrawLine(&pen, 0, 0, 200, 100);
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー gdipluscolor.h (Gdiplus.h を含む)
Library Gdiplus.lib
[DLL] Gdiplus.dll

こちらもご覧ください

Color

Color::MakeARGB

Color::ToCOLORREF