IEmptyVolumeCacheCallBack::ScanProgress メソッド (emptyvc.h)
削除可能なファイルのスキャンの進行状況に関するディスク クリーンアップ マネージャーを更新するために、ディスク クリーンアップ ハンドラーによって呼び出されます。
構文
HRESULT ScanProgress(
[in] DWORDLONG dwlSpaceUsed,
[in] DWORD dwFlags,
[in] LPCWSTR pcwszStatus
);
パラメーター
[in] dwlSpaceUsed
種類: DWORDLONG
スキャンのこの時点でハンドラーが解放できるディスク領域の量。
[in] dwFlags
型: DWORD
ディスク クリーンアップ マネージャーに送信できるフラグ。 このフラグには、次の値を指定できます。
EVCCBF_LASTNOTIFICATION
ハンドラーがこのメソッドを再度呼び出さない場合は、このフラグを設定する必要があります。 通常、スキャンが完了しそうになったときに設定されます。
[in] pcwszStatus
種類: LPCWSTR
予約済み。
戻り値
種類: HRESULT
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
ハンドラーは、削除可能なファイルのスキャンを続行する必要があります。 |
|
この値は、スキャンの実行中にユーザーがディスク クリーンアップ マネージャーのダイアログ ボックスの [キャンセル ] ボタンをクリックすると返されます。 ハンドラーはスキャンを停止し、シャットダウンする必要があります。 |
解説
このメソッドは通常、ハンドラーが削除可能なファイルをスキャンしている間に、ハンドラーの GetSpaceUsed メソッドによって呼び出されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | emptyvc.h |
[DLL] | Shell32.dll (バージョン 5.0 以降) |