DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE列挙 (dxvahd.h)
Microsoft DirectX Video Acceleration High Definition (DXVA-HD) blit 操作で出力アルファ値を計算する方法を指定します。
構文
typedef enum _DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE {
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_OPAQUE = 0,
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_BACKGROUND = 1,
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_DESTINATION = 2,
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_SOURCE_STREAM = 3
} DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE;
定数
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_OPAQUE 値: 0 ターゲット四角形内のアルファ値は不透明に設定されます。 |
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_BACKGROUND 値: 1 ターゲット四角形内のアルファ値は、背景色で指定されたアルファ値に設定されます。 「DXVAHD_BLT_STATE_BACKGROUND_COLOR」を参照してください。 |
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_DESTINATION 値: 2 出力サーフェイスでは、既存のアルファ値は変更されません。 |
DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_SOURCE_STREAM 値: 3 入力ストリームのアルファ値はスケーリングされ、そのストリームの対応する変換先の四角形にコピーされます。 入力ストリームにアルファ データがない場合、DXVA-HD デバイスはターゲット四角形のアルファ値を不透明な値に設定します。 入力ストリームが無効になっているか、ソースの四角形が空の場合、ターゲット四角形のアルファ値は変更されません。 |
注釈
DXVAHD_BLT_STATE_ALPHA_FILL_DATA構造体の Mode メンバーには、この列挙型があります。 そのメンバーは、同じ構造体の StreamNumber メンバーによって識別される入力ストリームのアルファフィル モードを指定します。 アルファフィル モードを設定するには、 IDXVAHD_VideoProcessor::SetVideoProcessBltState を呼び出します。
デバイスでサポートされているモードを確認するには、 IDXVAHD_Device::GetVideoProcessorDeviceCaps メソッドを 呼び出します。 デバイスが DXVAHD_VPDEVCAPS 構造体の FeatureCaps メンバーに DXVAHD_FEATURE_CAPS_ALPHA_FILL フラグを設定する場合、DXVA-HD デバイスは、ここに示すモードのいずれかをサポートします。 それ以外の場合は、アルファフィル モードを DXVAHD_ALPHA_FILL_MODE_OPAQUEする必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | dxvahd.h |