IDsDisplaySpecifier::GetDisplaySpecifier メソッド (dsclient.h)
IDsDisplaySpecifier::GetDisplaySpecifier メソッドは、Active Directory Domain Servicesの特定のクラスの表示指定子オブジェクトにバインドします。
構文
HRESULT GetDisplaySpecifier(
[in] LPCWSTR pszObjectClass,
[in] REFIID riid,
[in, out] void **ppv
);
パラメーター
[in] pszObjectClass
表示指定子を取得するオブジェクト クラスの名前を含む null で終わる Unicode 文字列へのポインター。
[in] riid
目的のインターフェイスのインターフェイス識別子を格納します。
[in, out] ppv
オブジェクト クラスの表示指定子を受け取るインターフェイス ポインターへのポインター。
戻り値
次を含む標準 の HRESULT 値を返します。
注釈
このメソッドは 、ADsOpenObject 関数を使用して、指定されたクラスの表示指定子オブジェクトにバインドします。 失敗した場合は、ユーザー ロケールの表示指定子にバインドしようとします。 これが再び失敗した場合は、既定のロケールの表示指定子にバインドされます。
このメソッドは、 IDsDisplaySpecifier::SetServer の以前の呼び出しによって設定されたサーバーとユーザーの資格情報を使用します。
例
次のコード例は、このメソッドを呼び出す方法を示しています。
HRESULT hr;
IDsDisplaySpecifier *pDS;
hr = CoCreateInstance(CLSID_DsDisplaySpecifier,
NULL,
CLSCTX_INPROC_SERVER,
IID_IDsDisplaySpecifier,
(void**)&pDS);
if(SUCCEEDED(hr))
{
IADs *pads;
hr = pDS->GetDisplaySpecifier(L"user", IID_IADs, (LPVOID*)&pads);
if(SUCCEEDED(hr))
{
pads->Release();
}
pDS->Release();
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dsclient.h |
[DLL] | Dsadmin.dll |