IDsAdminNewObjPrimarySite::Commit メソッド (dsadmin.h)
IDsAdminNewObjPrimarySite::Commit メソッドを使用すると、単一ページのプライマリ オブジェクト作成拡張機能の IDsAdminNewObjExt::WriteData メソッドが呼び出され、一時オブジェクトが永続メモリに書き込まれます。
構文
HRESULT Commit();
戻り値
成功した場合 はS_OK を返し、それ以外の場合は OLE 定義のエラー コードを返します。 呼び出し元の拡張機能がプライマリ オブジェクト作成拡張機能でない場合、このメソッドは失敗します。 オブジェクト作成ウィザードに複数のページが含まれている場合も、このメソッドは失敗します。
解説
IDsAdminNewObjPrimarySite::CreateNew メソッドは、IDsAdminNewObjPrimarySite::Commit が呼び出される前に呼び出す必要があります。
オブジェクト作成ウィザードに複数のページが含まれている場合、システムは、保存するオブジェクト データの概要を表示する "完了" ページを実装します。 システム実装の "Finish" ページでは、 IDsAdminNewObjPrimarySite::Commit 操作が 実行されます。 ただし、オブジェクト作成ウィザードに 1 ページしか含まれない場合、ページには[戻る]、[次へ]、[キャンセル] の各ボタンではなく、[OK] ボタンと [キャンセル] コマンド ボタンがウィザードに通常表示され、[完了] ページは表示されません。 このため、単一ページのオブジェクト作成拡張機能ウィザードで Commit を呼び出す必要があります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dsadmin.h |
[DLL] | DSAdmin.dll |