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XMVectorHermiteV 関数 (directxmath.h)

指定したベクトルを使用して、エルマイト スプライン補間を実行します。

構文

XMVECTOR XM_CALLCONV XMVectorHermiteV(
  [in] FXMVECTOR Position0,
  [in] FXMVECTOR Tangent0,
  [in] FXMVECTOR Position1,
  [in] GXMVECTOR Tangent1,
  [in] HXMVECTOR T
) noexcept;

パラメーター

[in] Position0

補間元の最初の位置。

[in] Tangent0

最初の位置の接線ベクトル。

[in] Position1

補間元の 2 番目の位置。

[in] Tangent1

2 番目の位置の接線ベクトル。

[in] T

エルマイト方程式の項に対応する各成分を使用した補間制御係数。

戻り値

補間を含むベクターを返します。

注釈

この関数は XMVectorHermite と同じですが、 T では独立した重み付け係数を指定できます。たとえば、2D 位置のセットの位置ベクトルの x および y 成分と、もう一方の 2D 位置セットの位置ベクトルの z および w 成分を使用して、2 組のエルマイト スプライン補間を計算できます。 T の x 成分と y 成分は、最初のエルマイト スプライン補間の補間係数を決定します。 同様に、 T の z 成分と w 成分によって、2 番目のエルマイト スプライン補間の補間係数が決定されます。

次の擬似コードは、 関数の操作を示しています。


Result[i] = (2*(T.x)^3 - 3*(T.x)^2 + 1) * Position0.[i]
                  + ((T.y)^3 - 2*(T.y)^2 + (T.y)) * Tangent0.[i]
                  + (-2*(T.z)^3 + 3*(T.z)^2) * Position1.[i]
                  + ((T.w)^3 - *(T.w)^2) * Tangent1.[i]

プラットフォームの要件

Microsoft Visual Studio 2010 または Microsoft Visual Studio 2012 と Windows SDK for Windows 8。 Win32 デスクトップ アプリ、Windows ストア アプリ、Windows Phone 8 アプリでサポートされます。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー directxmath.h (DirectXMath.h を含む)

こちらもご覧ください

ジオメトリック ベクター関数

XMVectorHermite