DML_ELEMENT_WISE_BIT_XOR_OPERATOR_DESC構造体 (directml.h)
入力テンソルの対応する各要素間でビットごとの XOR (eXclusive OR) を計算し、結果を出力テンソルに書き込みます。
ビットごとの操作は、ネイティブ エンコードのテンソル データに適用されます。 したがって、テンソル データ型は、各要素の幅を決定する以外は無視されます。
この演算子はインプレース実行をサポートしています。つまり、出力テンソルは、バインド中に 1 つ以上の入力テンソルの別名を指定できます。
構文
struct DML_ELEMENT_WISE_BIT_XOR_OPERATOR_DESC {
const DML_TENSOR_DESC *ATensor;
const DML_TENSOR_DESC *BTensor;
const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
};
メンバー
ATensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
左側の入力を含むテンソル。
BTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
右側の入力を含むテンソル。
OutputTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
結果を書き込む出力テンソル。
例
InputTensor: (Sizes:{2,2}, DataType:UINT8)
[[0, 128], // 0b00000000, 0b10000000
[42, 255]] // 0b00101010, 0b11111111
OutputTensor: (Sizes:{2,2}, DataType:UINT8)
[[255, 127], // 0b11111111, 0b01111111
[213, 0 ]] // 0b11010101, 0b00000000
可用性
この演算子は で DML_FEATURE_LEVEL_3_0
導入されました。
テンソル制約
ATensor、 BTensor、 および OutputTensor には、同じ DataType、 DimensionCount、および Sizes が必要です。
Tensor のサポート
DML_FEATURE_LEVEL_4_1以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT64、FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8 |
BTensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT64、FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8 |
OutputTensor | 出力 | 1 から 8 | FLOAT64、FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8 |
DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 1 から 8 | UINT32、UINT16、UINT8 |
BTensor | 入力 | 1 から 8 | UINT32、UINT16、UINT8 |
OutputTensor | 出力 | 1 から 8 | UINT32、UINT16、UINT8 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 ビルド 20348 |
サポートされている最小のサーバー | Windows 10 ビルド 20348 |
Header | directml.h |