IDirectManipulationViewport::SyncDisplayTransform メソッド (directmanipulation.h)
ビューポートの表示変換を指定し、出力変換を表示変換の新しい値と同期します。
構文
HRESULT SyncDisplayTransform(
[in] const float *matrix,
[in] DWORD pointCount
);
パラメーター
[in] matrix
変換行列 (行方向の順序): _11、_12、_21、_22、_31、_32。
[in] pointCount
変換行列のサイズ。 3x2 行列はすべての直接操作変換に使用されるため、この値は常に 6 です。
戻り値
メソッドが成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
解説
コンポジターの外部でコンテンツの特別な出力処理 (ビューポート変換で完全にキャプチャされていないコンテンツ) をアプリケーションが実行する場合は、このメソッドを呼び出して、特殊な処理の表示変換を指定する必要があります。
表示変換は、操作の更新を出力変換に適用する方法に影響します。 たとえば、表示変換がスケール 3x に設定されている場合、パンはコンテンツを元の距離の 3 倍に移動します。
このメソッドを使用して表示変換を変更すると、出力変換は表示変換の新しい値に同期されます。
ビューポートの状態が DIRECTMANIPULATION_RUNNINGまたはDIRECTMANIPULATION_INERTIA の場合、このメソッド を呼び出すことはできません。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | directmanipulation.h |