DD_STEREOMODE 構造体 (ddrawint.h)
DD_STEREOMODE構造は、 DdGetDriverInfo 呼び出しでGUID_DDStereoModeを持つランタイムによって使用され、ドライバーが特定のビデオ表示モードのステレオをサポートしているかどうかを照会します。
構文
typedef struct _DD_STEREOMODE {
DWORD dwSize;
DWORD dwHeight;
DWORD dwWidth;
DWORD dwBpp;
DWORD dwRefreshRate;
BOOL bSupported;
} *PDD_STEREOMODE, DD_STEREOMODE;
メンバー
dwSize
DD_STEREOMODE構造体のサイズをバイト単位で指定します。
dwHeight
表示モードのスキャン行の高さを指定します。 この構造体が実際にはDD_GETDRIVERINFO2DATA呼び出しである場合は、値 がD3DGDI2_MAGIC 。
dwWidth
表示モードの幅をピクセル単位で指定します。
dwBpp
表示モードのピクセルあたりのビット数を指定します。
dwRefreshRate
表示モードのヘルツ単位のリフレッシュ レートを指定します。
bSupported
ステレオが指定された表示モードでサポートされている場合は ドライバーが TRUE に設定され、それ以外の場合は FALSE に 設定されます。
解説
各表示モードをチェックして、ドライバーがそのモードのステレオをサポートしているかどうかを確認するために、ランタイムはドライバーの DdGetDriverInfo 関数を呼び出します。 この呼び出しでは、ランタイムは lpGetDriverInfo パラメーターが指すDD_GETDRIVERINFODATA構造体の guidInfo メンバーにGUID_DDStereoModeを指定します。 ランタイムは、DD_GETDRIVERINFODATA の lpvData メンバー内のDD_STEREOMODE構造体へのポインターも提供します。 ドライバーは、GUID_DDStereoModeをサポートしている場合はDD_OKを返し、指定した表示モードでステレオをサポートしている場合は、DD_STEREOMODEの bSupported メンバーを TRUE に 設定します。
GUID_DDStereoModeは、ステレオを実行できるドライバーが任意のモードでステレオを実行できると予想されるため、モードごとにステレオをオフにする方法を提供します。
要件
Header | ddrawint.h (Winddi.h を含む) |