ID3D12GraphicsCommandList4::BuildRaytracingAccelerationStructure メソッド (d3d12.h)
GPU 上でレイトレーシングアクセラレーション構造ビルドを実行し、必要に応じてビルド直後にビルド後の情報を出力します。
構文
void BuildRaytracingAccelerationStructure(
[in] const D3D12_BUILD_RAYTRACING_ACCELERATION_STRUCTURE_DESC *pDesc,
[in] UINT NumPostbuildInfoDescs,
[in] const D3D12_RAYTRACING_ACCELERATION_STRUCTURE_POSTBUILD_INFO_DESC *pPostbuildInfoDescs
);
パラメーター
[in] pDesc
ビルドするアクセラレーション構造の説明。
[in] NumPostbuildInfoDescs
pPostbuildInfoDescs 配列のサイズ。 ビルド後の情報が必要ない場合は、0 に設定します。
[in] pPostbuildInfoDescs
ビルドされたアクセラレーション構造体の記述プロパティを生成するためのビルド後情報の説明の省略可能な配列。
戻り値
なし
解説
このメソッドは、グラフィックスまたはコンピューティング コマンド リストで呼び出すことができますが、バンドルからは呼び出されません。
ビルド後の情報は、 EmitRaytracingAccelerationStructurePostbuildInfo を呼び出すことによって、既に構築されているアクセラレーション構造とは別に取得することもできます。 ビルドと共にビルド後の情報を生成する利点は、ビルドの完了とビルド後情報の要求の間にバリアが必要でなく、アプリがビルド後の情報をすぐに必要とするシナリオを可能にすることです。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 Version 1809 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | d3d12.h |
Library | D3D12.lib |
[DLL] | D3D12.dll |