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ID2D1Transform::MapOutputRectToInputRects メソッド (d2d1effectauthor.h)

変換を使用して、出力で要求された四角形を入力のサンプル四角形のセットにマップする方法を指定できます。

構文

HRESULT MapOutputRectToInputRects(
        const D2D1_RECT_L *outputRect,
  [out] D2D1_RECT_L       *inputRects,
        UINT32            inputRectsCount
);

パラメーター

outputRect

型: const D2D1_RECT_L*

入力をマップする必要がある出力四角形。

[out] inputRects

種類: D2D1_RECT_L*

対応する入力のセット。 入力は変換入力に直接対応します。

inputRectsCount

型: UINT32

指定された入力の数。 Direct2D では、変換で指定された入力の数と同じであることが保証されます。

戻り値

型: HRESULT

メソッドが成功すると、 S_OKが返されます。 失敗した場合は、 HRESULT エラー コードが返されます。

解説

変換実装では、提供されるピクセル シェーダーまたはソフトウェア コールバック実装で、この計算が確実に適用されるようにする必要があります。

変換の実装では、このメソッドを純粋に機能的と見なす必要があります。 マップされた入力四角形と出力四角形は、カプセル化効果プロパティで指定された現在の状態に基づいて作成できます。 ただし、呼び出されるこのメソッドに応答して、独自の状態を変更することはできません。 Direct2D レンダラーの実装は、いつでも、任意の順序でこのメソッドを呼び出す権利を留保します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 および Windows 7 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 および Windows Server 2008 R2 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー d2d1effectauthor.h
Library D2d1.lib

関連項目

ID2D1EffectImpl

ID2D1Transform