D2D1_GAMMA列挙 (d2d1.h)
補間に使用するガンマを指定します。
構文
typedef enum D2D1_GAMMA {
D2D1_GAMMA_2_2 = 0,
D2D1_GAMMA_1_0 = 1,
D2D1_GAMMA_FORCE_DWORD = 0xffffffff
} ;
定数
D2D1_GAMMA_2_2 値: 0 補間は、標準の RGB (sRGB) ガンマで実行されます。 |
D2D1_GAMMA_1_0 値: 1 補間は、線形ガンマ色空間で実行されます。 |
D2D1_GAMMA_FORCE_DWORD 値: 0xffffffff |
注釈
線形ガンマ空間 (D2D1_GAMMA_1_0) で補間すると、ガンマが 1.0 ではない空間 (既定の sRGB 色空間など) でのガンマ補正の効果によって引き起こされる、認識される明るさの変化を回避できます(ガンマが 2.2 の場合)。 これら 2 つのブレンド モードの違いの例として、2 つのグラデーションを示す次の図を考えてみましょう。それぞれのグラデーションは赤から青から緑にブレンドされます。
最初のグラデーションはレンダー ターゲットの空間 (この場合は sRGB) で線形補間され、各色の間の暗いバンドを確認できます。 2 つ目のグラデーションではガンマ正しい線形補間が使用されるため、明るさに同じ変化はありません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7、Windows Vista SP2 と Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
Header | d2d1.h |