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TBADDBITMAP 構造体 (commctrl.h)

ボタン イメージを含むビットマップをツール バーに追加します。

構文

typedef struct tagTBADDBITMAP {
  HINSTANCE hInst;
  UINT_PTR  nID;
} TBADDBITMAP, *LPTBADDBITMAP;

メンバー

hInst

種類: HINSTANCE

ビットマップ リソースを含む実行可能ファイルを使用してモジュール インスタンスを処理します。 リソース ID の代わりにビットマップ ハンドルを使用するには、このメンバーを NULL に設定 します

システム定義のボタン ビットマップをリストに追加するには、 hInst メンバーとして HINST_COMMCTRL、 nID メンバーとして次のいずれかの値を指定します。

意味
IDB_STD_LARGE_COLOR
大きなカラー標準ビットマップ。
IDB_STD_SMALL_COLOR
小さいカラー標準ビットマップ。
IDB_VIEW_LARGE_COLOR
小さな大きなカラー ビュー ビットマップ。
IDB_VIEW_SMALL_COLOR
小さいカラー ビュービットマップ。
IDB_HIST_NORMAL
Windows エクスプローラー移動ボタンとお気に入りのビットマップは通常の状態です。
IDB_HIST_HOT
Windows エクスプローラー移動ボタンとお気に入りのビットマップがホットな状態になっています。
IDB_HIST_DISABLED
Windows エクスプローラー移動ボタンとお気に入りのビットマップが無効な状態です。
IDB_HIST_PRESSED
Windows エクスプローラー移動ボタンとお気に入りのビットマップが押された状態になります。

nID

種類: UINT_PTR

hInstNULL の場合は、ボタン イメージを含むビットマップのビットマップ ハンドルにこのメンバーを設定します。 それ以外の場合は、ボタン イメージを含むビットマップのリソース識別子に設定します。

注釈

nID がリソース ID ではなくビットマップ ハンドルを保持している場合は、ビットマップが TB_REPLACEBITMAP に置き換えられるまでビットマップを破棄しないでください。 それ以外の場合、ツール バーは破棄されます。

定義された値は、標準ビットマップのインデックスとして使用できます。 詳細については、「 ツール バーの標準ボタン イメージのインデックス値」を参照してください。

TBADDBITMAP 構造体は、TB_ADDBITMAP メッセージと共に使用されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header commctrl.h