ChangeClusterResourceGroup 関数 (clusapi.h)
あるグループから別のグループにリソースを移動します。 PCLUSAPI_CHANGE_CLUSTER_RESOURCE_GROUP型は、この関数へのポインターを定義します。
構文
DWORD ChangeClusterResourceGroup(
[in] HRESOURCE hResource,
[in] HGROUP hGroup
);
パラメーター
[in] hResource
移動するリソースのハンドル。
[in] hGroup
hResource によって識別されるリソースを受け取るグループのハンドル。
戻り値
関数が成功すると、 ERROR_SUCCESSが返されます。
関数が失敗した場合は、 システム エラー コードのいずれかを返します。
注釈
ChangeClusterResourceGroup 関数では、リソースが現在属しているグループとその新しいグループの両方が、リソースの状態に関係なく、同じノードによって所有されている必要があります。
リソース DLL から ChangeClusterResourceGroup を呼び出さないでください。 詳細については、「 リソース DLL での回避する関数呼び出し」を参照してください。 hResource によって識別されるリソースに依存関係がある場合、その依存関係ツリー内のすべてのリソースは、hGroup によって識別されるグループに移動されます。 たとえば、次の図に示す状況では、リソース B をグループ 2 に変更すると、依存関係ツリー全体 (リソース A、X、Y) が移動します。
LPC ハンドルと RPC ハンドルを同じ関数呼び出しに渡さないでください。 それ以外の場合、呼び出しによって RPC 例外が発生し、破壊的効果が追加される可能性があります。 LPC および RPC ハンドルの作成方法については、「 オブジェクト ハンドル と OpenCluster の使用」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | サポートなし |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 Enterprise、Windows Server 2008 Datacenter |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | clusapi.h |
Library | ClusAPI.lib |
[DLL] | ClusAPI.dll |