ICertManageModule::SetProperty メソッド (certmod.h)
SetProperty メソッドを使用すると、モジュールでプロパティ値を設定できます。
構文
HRESULT SetProperty(
[in] const BSTR strConfig,
[in] BSTR strStorageLocation,
[in] BSTR strPropertyName,
[in] LONG Flags,
[in] const VARIANT *pvarProperty
);
パラメーター
[in] strConfig
COMPUTERNAME\CANAME 形式の証明書サービス サーバーの構成文字列を表します。COMPUTERNAME は証明書サービス サーバーのネットワーク名で、CANAME は証明書サービスのセットアップ時に CA に対して入力された 証明機関 (CA) の共通名です。 構成文字列名の詳細については、「 ICertConfig」を参照してください。
[in] strStorageLocation
ICertManageModule::GetProperty の strStorageLocation の定義で説明されているように、プロパティ値のストレージを提供する場所。
[in] strPropertyName
値が割り当てられているプロパティの名前。 ポリシー モジュールと終了モジュールでは、Certificate Services Manager で使用される次のプロパティをサポートする必要があります。
値 | 説明 |
---|---|
|
モジュールの名前です。 |
|
モジュールの説明。 |
|
モジュールに関する著作権。 |
|
モジュール ファイルのバージョン。 |
|
モジュールのバージョン。 |
[in] Flags
このパラメーターは予約済みであり、0 に設定する必要があります。
[in] pvarProperty
strPropertyName で指定されたプロパティに割り当てられている値。
戻り値
VB
メソッドが成功した場合、メソッドは S_OKを返します。メソッドが失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。 一般的なエラー コードの一覧については、「 共通の HRESULT 値」を参照してください。
注釈
このメソッドは、将来の機能を目的としています。 ただし、 ICertManageModule インターフェイスの要件を満たすためには、最小限の実装が必要です。
例
#include <windows.h>
#include <Certmod.h>
HRESULT CCertManagePolicyModule::SetProperty(
/* [in] */ const BSTR strConfig,
/* [in] */ BSTR strStorageLocation,
/* [in] */ BSTR strPropertyName,
/* [in] */ LONG Flags,
/* [in] */ const VARIANT *pvarProperty)
{
// This implementation fulfills the minimal requirement
// needed for ICertManageModule::SetProperty.
return S_OK;
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | サポートなし |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | certmod.h (Certsrv.h を含む) |
Library | Certidl.lib |
こちらもご覧ください
CCertManageModule