WINHTTP_CONNECTION_INFO構造体 (winhttp.h)
WINHTTP_CONNECTION_INFO構造体には、応答を生成した要求の送信元と送信先の IP アドレスが含まれています。
構文
typedef struct _WINHTTP_CONNECTION_INFO {
DWORD cbSize;
SOCKADDR_STORAGE LocalAddress;
SOCKADDR_STORAGE RemoteAddress;
} WINHTTP_CONNECTION_INFO, *PWINHTTP_CONNECTION_INFO;
メンバー
cbSize
WINHTTP_CONNECTION_INFO構造体のサイズ (バイト単位)。
LocalAddress
元の要求のローカル IP アドレスとポートを含む SOCKADDR_STORAGE 構造体。
RemoteAddress
元の要求のリモート IP アドレスとポートを含む SOCKADDR_STORAGE 構造体。
解説
WinHttpReceiveResponse が返されると、アプリケーションは応答を生成した要求の送信元と送信先の IP アドレスを取得できます。 アプリケーションは、WINHTTP_OPTION_CONNECTION_INFO オプションを使用して WinHttpQueryOption を呼び出し、lpBuffer パラメーターにWINHTTP_CONNECTION_INFO構造体を提供します。
例
次のコード例は、 WinHttpQueryOption の呼び出しを示しています。 WINHTTP_OPTION_CONNECTION_INFO オプションを使用する場合は、Winhttp.h の前に Winsock2.h を含 め なければなりません。
元の要求がリダイレクトされた場合、 WINHTTP_CONNECTION_INFO 構造体には、最初の 30X 以外の応答から発生した要求の IP アドレスとポートが含まれます。
WINHTTP_CONNECTION_INFO ConnInfo;
DWORD dwConnInfoSize = sizeof(WINHTTP_CONNECTION_INFO);
WinHttpQueryOption( hRequest,
WINHTTP_OPTION_CONNECTION_INFO,
&ConnInfo,
&dwConnInfoSize);
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | winhttp.h |