Active Directory ドメイン Services の属性の構文
Active Directory ドメイン Services は、属性に含まれるデータの種類を指定するための属性構文のセットを定義します。 定義済みの構文は実際にはディレクトリに表示されず、新しい構文を追加することはできません。 いくつかのメソッドを使用して、属性クラスの構文を識別できます。
- IADs.Get、IADs.GetEx、IADs.Put、および IADs.PutEx メソッドは、VARIANT 構造体を使用してオブジェクトの属性の値を取得および設定します。 この構造体の vt メンバーは、データ型を識別する VARTYPE 値です。
- IDirectoryObject インターフェイスと IDirectorySearch インターフェイスのメソッドは、ADSTYP Enterprise Edition NUM 列挙型の値を使用してデータ型を指定します。
- 新しい属性クラスの構文を指定するには、attributeSchema オブジェクトの attributeSyntax 属性と oMSyntax 属性を設定します。 oMSyntax の値が 127 の場合は、oMObjectClass 属性も設定する必要があります。 詳細については、「構文の選択」を参照してください。
各構文の対応する VARTYPE と ADSTYP Enterprise Edition NUM 値など、Active Directory ドメイン Services によって提供される構文の完全な一覧については、「構文」を参照してください。