オブジェクト クラスの defaultSecurityDescriptor の読み取り
ADSI を使用すると、IADs インターフェイスを持つオブジェクト クラスの defaultSecurityDescriptor 属性を取得できます。 オブジェクト クラスの defaultSecurityDescriptor 属性を取得するには、次の手順を実行します。
- オブジェクト クラスの classSchema オブジェクトへの IADs インターフェイス ポインターを取得します。
- IADs.Get メソッドを使用して、オブジェクトの既定のセキュリティ記述子を取得します。 セキュリティ記述子を含むプロパティの名前は "defaultSecurityDescriptor" です。 このプロパティは、SDDL 文字列形式の既定の セキュリティ記述子を持つ BSTR を含む VARIANT として返されます。
- ConvertStringSecurityDescriptorToSecurityDescriptor 関数を使用して、SDDL 文字列形式をセキュリティ記述子に変換します。
- セキュリティ記述子の一部を読み取るには、GetSecurityDescriptorDacl、GetSecurityDescriptorSacl、GetSecurityDescriptorOwner、および GetSecurityDescriptorControl セキュリティ API を使用します。
これを行う方法を示すコード例については、「defaultSecurityDescriptor を読み取るためのコード例」を参照してください。