相互運用名前空間内のデータへのアクセス
関連付けプロバイダーを使うと、Windows Management Instrumentation (WMI) クライアントは、さまざまな名前空間でプロファイルおよび関連付けられたクラス インスタンスを走査して取得できます。
関連付けプロバイダーとクラスは、\\root\interop 名前空間に存在します。 詳しくは、「クロス名前空間関連付けトラバーサル」と「関連付けプロバイダーの作成」をご覧ください。
関連付けプロバイダーは、電源プロファイルなどの標準プロファイルを公開します。 次の例では、電源プロファイルを使って、相互運用名前空間を通してデータを検出してアクセスする方法を示します。
Windows PowerShell では、適切な関連付けを経由して、デバイス プロファイルを取得し、メソッドを呼び出す簡単なメカニズムが提供されています。
root/interop 名前空間でのプロファイルの列挙
次の Windows PowerShell コマンドは、Windows 7 コンピューター上にある Distributed Management Task Force (DMTF) でサポートされるプロファイルを列挙します。
Get-WmiObject CIM_RegisteredProfile -namespace root\interop
特定のデバイス プロファイルのインスタンスの取得
次の Windows PowerShell コマンドは、CIM_RegisteredProfile を使って、指定されたプロファイルのすべてのインスタンスを返します。
Get-WmiObject -namespace root\interop -query "Associators of {CIM_RegisteredProfile.InstanceID='Power Supply'}"
電源プロファイルの変数への割り当て
次の Windows PowerShell コマンドは、電源プロファイルのインスタンスを変数に割り当てます。
$pplan = Get-WmiObject -query "Select * from Win32_PowerPlan" -Namespace root\cimv2\power
コンピューターでの電源プランの列挙
次の Windows PowerShell コマンドは、利用できる電源プロファイル プランを列挙します。
$pplan
メソッドを呼び出す
次の Windows PowerShell コマンドは、電源プランの Activate メソッドを呼び出します。
$pplan[2].Activate()
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