ASR アプリケーションでのトレース ツールの使用
Logman ツールを使用して、 自動システム回復 (ASR) を使用する VSS アプリケーションのトレース情報を収集できます。 Logman (logman.exe) は、トレース イベントとパフォーマンス カウンターのトレース コントローラーです。 Windows XP 以降のバージョンの Windows に含まれています。 または、必要に応じて、Tracelog ツールを使用して同じ ASR トレース情報を収集することもできます。 トレースログは、Windows ドライバー キット (WDK) に含まれています。
VSS でトレース ツールを使用するには、「VSS での トレース ツールの使用」を参照してください。
Logman の使用
次の手順では、ASR アプリケーションで Logman を使用する方法について説明します。
ASR アプリケーションで Logman を使用するには
トレースを開始するには、次のコマンドを使用します。
logman start asr -o *x:\*asr.etl -ets -p {6407345b-94f2-44c8-b3db-4e076be46816} 0xff 0xff
Note
"x:\" を置き換えるトレース ログ ファイルを格納するディレクトリへのパスを指定します。 最適なパフォーマンスを得るには、トレース ログ ファイルをシャドウ コピーの一部ではないボリュームに配置する必要があります。
トレースを停止するには、次のコマンドを使用します。
logman stop asr -ets
トレース ログ ファイルは *x:\*asr.etl です。
Logman ツールの詳細については、「 Logman」を参照してください。
Tracelog の使用
次の手順では、Tracelog の使用方法について説明します。
Tracelog を使用するには
次のテキストのみを含む asr.ctl という名前のテキスト ファイルを作成します。
6407345b-94f2-44c8-b3db-4e076be46816 asr
トレースを開始するには、次のコマンドを使用します。
tracelog -start asr -f *x:\*asr.etl -guid asr.ctl -flag 0xff -level 0xff
Note
"x:\" を置き換えるトレース ログ ファイルを格納するディレクトリへのパスを指定します。 最適なパフォーマンスを得るには、トレース ログ ファイルをシャドウ コピーの一部ではないボリュームに配置する必要があります。
トレースを停止するには、次のコマンドを使用します。
tracelog -stop asr
トレース ログ ファイルは *x:\*asr.etl です。
トレースログ ツールの詳細については、「 Tracelog」を参照してください。