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TSPI 構造体

TSPI で使用されるデータ構造は、TUISPICREATEDIALOGINSTANCEPARAMS を除き、TAPI 構造体で定義されているものと同じです。

大きなデータ構造の大部分の場合、メンバーを入力する責任は、サービス プロバイダーと TAPI の間で分割されます。 サービス プロバイダーは、TAPI が所有するメンバーに存在する値を保持する必要があります。 サービス プロバイダーによって設定する必要があり、保持する必要があるメンバーの説明は、そのデータ構造を参照する関数の Functions セクションで提供されます。

構造体ごとに、参照セクションに次の項目が一覧表示されます。

  • 構造の目的
  • 値またはフィールドの説明
  • 構造体の拡張性の説明
  • 構造体の使用に関する省略可能なコメント
  • 他の関数、メッセージ、定数、または構造体への省略可能な参照。

表現が TAPI とサービス プロバイダーの両方によって公開および共有されるすべてのデータ構造のメモリは、TAPI または TAPI を使用するアプリケーションによって割り当てられます。 TAPI は、情報を返す TSPI 関数へのポインターを渡します。 TSPI は、要求された情報をデータ構造に入力します。 操作が非同期の場合、非同期応答コールバックが成功を示すまで情報は使用できません。

注意

一部の構造体には、構造体の可変部分の文字列の位置と長さを定義するための Size フィールドと Offset フィールドが含まれます。 サービス プロバイダーに文字列の追加を要求されたが、使用できる文字列がない場合、サービス プロバイダーは次のいずれかの方法でこの条件を示す必要があります。

  • [サイズ] フィールドと [オフセット] フィールドの両方を 0 に設定します。
  • [オフセット] フィールドを 0 以外に設定し、[サイズ] を 0 に設定します。
  • Offset フィールドを 0 以外に設定し、Size を 1 に設定し、Offset のバイトを 0 に設定します。