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テレフォニー サービス プロバイダー UI DLL インターフェイス

Microsoft テレフォニーでは、テレフォニー サービス プロバイダーはテレフォニー アプリケーションとは別のプロセスで実行されます。 サービス プロバイダーはテレフォニー サービス プロバイダー インターフェイス (TSPI) を介して TAPISRV と通信し、そのプロセスで実行します。アプリケーション インターフェイスを TAPI に接続します。これは、アプリケーション コンテキストに読み込まれます。

TAPI のコンポーネントでは、さまざまなプロセス間通信メカニズムを使用して、アプリケーションとサービス プロバイダーの間で関数の要求とメッセージを伝達します。 アプリケーションとサービス プロバイダーは、個別のプロセスだけでなく、完全に別のシステムで実行されている可能性があります。 したがって、サービス プロバイダーは、プロセスまたは実行中のコンピューター上にダイアログ ボックスを表示できません。UI は、アプリケーションが実行されているコンピューター上のアプリケーション コンテキスト内から呼び出す必要があります。

このセクションでは、アプリケーション コンテキスト内でサービス プロバイダー UI 関数を読み込んで呼び出すメカニズムを定義します。 また、サービス プロバイダーがアプリケーションで予期されない場合に、アプリケーション コンテキストでダイアログ ボックスを自然に開くことができるメカニズムも定義されます。 このケースの例としては、データ モデム サービス プロバイダーによって表示される [Talk/Hangup]\(通話/ハングアップ \) ダイアログ ボックスがあります。このダイアログ ボックスは、モデムが対話型音声通話のダイヤラーとして使用されているときに、ユーザーに電話を受け取るように伝え、モデムをオンフックに配置するタイミングをサービス プロバイダーに通知する必要があります。