IByteBuffer::Initialize メソッド
[ Initialize メソッドは、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。 Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) 以降では使用できません。 IStream インターフェイスも同様の機能を提供します。
Initialize メソッドは、IByteBuffer オブジェクトを使用できるように準備します。 このメソッドは、 IByteBuffer インターフェイスで他のメソッドを呼び出す前に呼び出す必要があります。
構文
HRESULT Initialize(
[in] LONG lSize,
[in] BYTE *pData
);
パラメーター
-
lSize [in]
-
ストリームに含めるデータの初期サイズ (バイト単位)。
-
pData [in]
-
NULL でない場合は、ストリームに書き込む初期データ。
戻り値
戻り値は HRESULT です。 S_OK の値は、呼び出しが成功したことを示します。
解説
新しい IByteBuffer ストリームを使用する場合は、他の IByteBuffer メソッドのいずれかを使用する前に、このメソッドを呼び出します。
例
次の例は、 IByteBuffer オブジェクトの初期化を示しています。
UCHAR ucFileName[] = {0x3f, 0x00}; // Master File (MF)
HRESULT hr;
// pIByteRequest is a pointer to an instantiated IByteBuffer object.
hr = pIByteRequest->Initialize(2, ucFileName);
if (FAILED(hr))
printf("Failed IByteBuffer::Initialize\n");
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
クライアント サポートの終了 |
Windows XP |
サーバー サポートの終了 |
Windows Server 2003 |
ヘッダー |
|
タイプ ライブラリ |
|
[DLL] |
|
IID |
IID_IByteBufferは E126F8FE-A7AF-11D0-B88A-00C04FD424B9 として定義されています |