デバイスの電源管理
Device Power API を使用すると、スリープ状態からシステムをスリープ解除できるデバイスと、それらのデバイスがスリープ解除をサポートするスリープ状態を簡単に判断できます。 スリープ状態の詳細については、「システム電源状態 を参照してください。
DevicePowerEnumDevices 関数を使用すると、指定した条件に一致するデバイスをデバイス一覧で検索できます。 条件には、システム状態をサポートするデバイスの機能や、その状態から復帰する機能が含まれる場合があります。 現在サポートされているフラグは、WinNT.h と DevPower.h にあります。
DevicePowerSetDeviceState 関数は、指定されたデバイスがスリープ状態からシステムをウェイクアップすることを有効または無効にします。
Device Power API を使用すると、開発者は、システムの動作に関する詳細情報をユーザーに提供し、システム内のデバイスをより詳細に制御することで、より優れたユーザー エクスペリエンスを作成できます。 デバイスの電源は、バッテリで動作するポータブル デバイスなど、電力消費量が重要な状況で役立ちます。 たとえば、デスクトップ コンピューターで使用される電源管理スキームは、ラップトップ コンピューターに最適なスキームではない可能性があるため、ユーザーは特定のデバイスがシステムをスリープ解除しないようにすることができます。 これにより、システムがスリープ モードの間に無効になっているデバイスが電力を引き出さないので、エネルギーを節約できます。
例については、「Device Power APIの使用」を参照してください。