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どちらのファイルにもバージョンとファイル ハッシュ チェックがない

ファイル ハッシュは Windows インストーラーで使用できます。 詳細については、「MsiGetFileHash」および「MsiFileHash テーブル」を参照してください。 MsiFileHash テーブルは、バージョン管理されていないファイルでのみ使用できます。

インストールされているコンポーネントのキー ファイル (copy-A) の名前がターゲットの場所 (copy-B) に既にインストールされているファイルと同じ場合、インストーラーは 2 つのファイルのバージョン番号、日付、言語を比較します。

どちらのファイルにもバージョン番号がない場合、インストーラーは、次のフロー図に示すロジックを使用して、コンポーネントに属するインストール済みファイルをすべて置き換えるかどうかを判断します。 インストーラーはコンポーネント全体をインストールするだけなので、インストールされたキー ファイルが置き換えられると、コンポーネントのすべてのファイルが置き換えられます。

この図は、既定のファイルのバージョン管理規則を示していることに注意してください。これは、REINSTALLMODE プロパティを設定することでオーバーライドできます。 REINSTALLMODE プロパティの既定値は "omus" です。

既定のファイルのバージョン管理規則 (reinstallmode プロパティの設定によってオーバーライドされた場合)

既定のファイルのバージョン管理規則の例は、「既存のファイルの置き換え」を参照してください。