Merge.CreateSourceImage メソッド
クライアントで Merge オブジェクトの CreateSourceImage メソッドを使うと、モジュール構成中に行われた可能性があるモジュールの変更を考慮して、マージ後にモジュールからディスク上のソース イメージにファイルを抽出することができます。 抽出するファイル一覧は、マージ プロセス中にモジュールのファイル テーブルから取得されます。 このファイル一覧は、モジュールのファイル テーブルから対象のデータベースに正常にコピーされたすべてのファイルで構成されます。 データベース内の既存の行と主キーが競合したためにコピーされなかったファイル テーブル エントリは、この一覧に含まれていません。 イメージの作成時に、これらの各ファイルのディレクトリは、開いている (マージ後の) データベースから取得されます。 Path パラメーターで指定したパスは、インストールするソース イメージのルートです。 fLongFileNames を使って、パス セグメントと最終ファイル名の両方に長いファイル名を使うかどうかを決定します。 開いているデータベースがない場合、開いているモジュールがない場合、またはマージが実行されていない場合、この関数は失敗します。
構文
Merge.CreateSourceImage(
Path,
fLongFileNames,
pFilePaths
)
パラメーター
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パス
-
インストールするソース イメージのルートのパス。
-
fLongFileNames
-
fLongFileNames を使って、パス セグメントと最終ファイル名の両方に長いファイル名を使うかどうかを決定します。
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pFilePaths
-
これは、正常に抽出されたファイルの完全修飾パスの一覧です。
戻り値
このメソッドは値を返しません。
解説
宛先ディレクトリ内にある同じ名前のすべてのファイルが上書きされます。 パスがまだ存在しない場合は作成されます。
C++
CreateSourceImage 関数に関する記事を参照してください。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
バージョン |
Mergemod.dll 2.0 以降 |
ヘッダー |
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[DLL] |
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