ICE74
ICE74 では、FASTOEM プロパティが Property テーブルに作成されていないことが確認されます。
FASTOEM プロパティを使用すると、OEM が Windows インストーラー アプリケーションを初めてインストールする際にかかる時間を短縮できます。 最初のインストール後に使用することはできません。 FASTOEM プロパティは、アプリケーションのメンテナンス、削除、修復の後続のインストールに干渉するため、Property テーブルに作成することはできません。
また、ICE74 では、UpgradeCode プロパティが Property テーブルに作成されていること、およびその値が null GUID ({00000000-0000-0000-0000-000000000000}) ではないことも確認されます。
結果
ICE74 は、次のエラーを返します。
ICE74 エラー | 説明 |
---|---|
FASTOEM プロパティは、Property テーブルに作成できません。 | FASTOEM プロパティが、Property テーブルで設定されています。 |
'[2]' は有効な UpgradeCode ではありません。 | Property テーブルの UpgradeCode プロパティに null GUID が入力されました。 |
ICE74 では次の警告が投稿されます。
ICE74 警告 | 説明 |
---|---|
UpgradeCode プロパティが Property テーブルに作成されていません。 インストール パッケージの作成者は、アプリケーションの UpgradeCode を指定することを強くお勧めします。 | UpgradeCode プロパティが Property テーブルに作成されていません。 |
例
FASTOEM プロパティが設定されている場合、ICE74 は次のエラーを報告します。
property cannot be authored in the Property table.
Property テーブル (一部)
プロパティ | 値 |
---|---|
FASTOEM | 1 |
このエラーを修正するには、Property テーブルから FASTOEM プロパティを削除します。
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