IME-Aware マルチスレッド アプリケーションの開発
IMM には、呼び出し元スレッドが指定された入力メソッド コンテキスト ハンドル (HIMC 型) またはウィンドウ ハンドル (HWND 型) の作成者であるかどうかを判断するスレッド識別チェックが含まれています。 スレッドがハンドルの作成者でない場合、呼び出された IMM 関数は失敗し、 GetLastError の後続の呼び出しはERROR_INVALID_ACCESSを返します。
注意
現在の IMM アーキテクチャでは、IMM ハンドルにアクセスするための同期機能は提供されていません。
スレッド識別チェックを使用するには、アプリケーションが次のガイドラインに従っている必要があります。
- スレッドは、別のスレッドによって作成された入力コンテキストにアクセスできません。
- スレッドは、入力コンテキストを別のスレッドによって作成されたウィンドウに関連付けないようにし、その逆も行う必要があります。
関連トピック