コネクション ポイント
コネクション ポイント オブジェクトには、ネットワーク上で利用可能なサービスの 1 つ以上のインスタンスに関するデータが含まれています。 connectionPoint オブジェクト クラスは、Active Directory Domain Services内の接続可能なリソースを表すオブジェクトの派生元となる抽象基本クラスです。 次の図は、connectionPoint オブジェクト クラスから派生したオブジェクト クラスの一部を示しています。
次の表に、connectionPoint クラスの直接のサブクラスを示します。
オブジェクト クラス | 説明 |
---|---|
サービス接続ポイント | クライアント アプリケーションがサービスにバインドするために使用するデータを公開するためのサービス接続ポイント (SCP) オブジェクト。 詳細については、サービス接続ポイント (SCP) を使用した発行」を参照してください。 |
rpcEntry | Win32 API の RpcNs* 関数を介してアクセスされる RPC ネーム サービス (Ns) によってサブクラスが使用される抽象クラス。 RPC ネーム サービス (RpcN) を使用した発行。 |
serviceInstance | Windows ソケット WSA* API を介してアクセスされる、Windows ソケットの登録と解決 (RnR) ネーム サービスによって使用されるコネクション ポイント オブジェクト。 詳細については、Windows ソケットの登録と解決 (RnR) を使用した発行」を参照してください。 |
印刷キュー | ネットワーク プリンターの発行に使用される接続ポイント オブジェクト。 詳細については、IADsPrintQueueを参照してください。 |
volume | ファイル サービスの発行に使用されるコネクション ポイント オブジェクト。 |
COM ベースのサービスは、コネクション ポイント オブジェクトを使用して自身をアドバタイズしないことに注意してください。 これらのサービスは、クラス ストアで公開されます。 Windows 2000 クラス ストアは、アプリケーションの発行と割り当てを行うすべての COM ベースのアプリケーション、インターフェイス、および API のディレクトリ ベースのリポジトリです。 詳細については、COM+ サービスの発行」を参照してください。