次の方法で共有

{x:Null} マークアップ拡張

  • [アーティクル]

XAML マークアップで、プロパティに null 値を指定します。

XAML 属性の使用方法

<object property="{x:Null}" .../>

注釈

null は、C# と C++ の null 参照キーワードです。 Microsoft Visual Basic の null 参照キーワードは Nothing です。

初期の既定値は、依存関係プロパティごとに異なる場合があり、必ずしも null というわけではありません。 また、依存関係プロパティの多くは、その内部実装により、(マークアップまたはコードのいずれによる場合でも) null を値として受け入れません。 このような場合、{x:Null} で XAML 属性値を設定すると、パーサー例外が発生することがあります。

一部の Windows ランタイム型では、null を使うことができます。 null 許容型に null が既定値として設定されていない場合に備え、{x:Null} を使って XAML 内で null 値に設定することができます。 Visual C++ コンポーネント拡張機能 (C++/CX) を使う場合、null 許容型は Platform::IBox<T> として表されます。 Microsoft .NET 言語を使う場合、null 許容型は Nullable<T> として表されます。