サンプラー
テクスチャまたはその他のリソースから入力値を読み取るプロセスをサンプリングと呼びます。 ”サンプラー” は、リソースから読み込まれるオブジェクトです。
テクスチャからのサンプリングや画面領域へのレンダリングを行うと、多くの問題やアーティファクトが発生します。 たとえば、レンダリングする領域が 50 x 50 ピクセルで、テクスチャが 16 x 16 ピクセルまたは 256 x 256 ピクセルの場合、テクスチャをかなり拡大または縮小する必要があります。 このサイズの不一致が原因で不要なアーティファクトが発生します。そこで、そのようなアーティファクトを軽減するために、フィルタリング手法が使用されます。 小さいテクスチャを大きいレンダリング領域に使用する場合によく使用されるフィルタリング手法の 1 つは、"バイリニア" フィルタリングです。
もう 1 つの問題は、レンダリングされる領域がビューに対して非常に斜めの角度にある場合に発生します (たとえば、256 x 256 テクスチャは、100 ピクセル幅の領域にレンダリングされますが、表示角度が原因で深さは 5 ピクセルです)。 この場合は、しばしば "異方性" フィルタリングが適用されます。 異方性フィルタリングでは、適度なぼかしでエイリアシング効果を取り除けるため、バイリニア フィルタリングよりも画質は優れていますが、計算の負荷は高くなります。
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